NICE_BODY
NewBeetle 安定化計画 SLRW仕様作成

ニュービートルボディを使ってみて、扱いにくいなぁと感じた。
これはヴィッツの時にも経験したのですが、コーナリングでスピンしやすかったり、転びやすかったりします。
でも走っている様はかわいい、個人的にビッツよりもかわいいと思います。

そこで何とかビートルを使えるボディにすべく、改造することにしました。

問題点:
ヴィッツと同じく、モーターハイマウントはかなり不利な材料だと思います。
重心が高くなる事と、モーターを車軸の真上にバランス良く持ち上げているより、後ろでぶら下がっている方が
リアタイヤへの荷重も安定して掛かっているような気がします

解決策:
今回の改造はモーターをローマウントにすることに決定しました。
名付けて NewBeetle_SLRW
=Sサイズホイールベース
=ローマウントモーター
RW=リアワイドトレッド

リアオーバーハングが無く、標準ではボディとモーターがあたってしまい、
単純にローマウントにする事は不可能です。
そこで、Mサイズ90mmのホイールベースをSサイズ86mmへと変更して、
モーターの収まるスペースを確保しました。

これによりロールダンパーはつけられなくなってしまうので、
リアサスカーボンプレートMを採用しました。

Sサイズ86mmを採用することで、もう一つ利点があります。
それはリアへの荷重が増すことです

ちょっとMINI-Z_That'S学の時間:ホイールベースと重量バランスの関係

ミニッツの重量物といえば一番に電池でしょう。
その他アンプ基板なども中心に納められていますね。

ホイールベースを延ばすとき、ミニッツの場合リアサスプレートの取り付け位置を
後方にずらすことで行っております。
この方式だと重量物を前輪側に残したまま、後輪は後ろに下がる形になります。

こうなると重心はフロント側へ移動するため、荷重の抜けたリアは滑りやすくなってしまうのです。
一般にホイールベース(前後の車軸の距離)が長いと安定性が出て、逆に短いとクイックになるとされていますが、
ミニッツのS・M・Lのサイズ変更は、ホイールベース理論よりも荷重変動の影響の方が顕著に現れるようです。

ピッチングダンパーは取り付けておくことが出来ます。
調節は目一杯緩くした状態で、丁度良かったです。

シャーシー側のセッティングはこれでおわりです。
次はボディの加工に入ります。

 ボディの加工


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2002.2.16