NICE_BODY Open Air STUDIO
CUSTOM#03  フェラーリ モデナ スパイダー

オープンカー企画第3段はモデナで製作しました
しかし残念なことに、今回のマシンは標準よりも軽くないです
同等か僅かに重たくなっています...計量器がないもので正確な判定が出来ていません...

前後の重量バランスは重心が標準より1cmくらいリアよりになっています
これはこれでリアの安定感が増し、リアを振り出しやすいクセが抜けて走らせ易くはなりました。
しかし良くも悪くも、前後バランスが崩れるのは理想ではありません
通常はオープンボディで走行して、レースなどのレギュレーションにあわせて標準品を使わなくてはならなくなったときに
未改造のボディに載せ換えて、同じ走行フィーリングで走らせる というのが理想なのです

今回出来る範囲で形にこだわったため、こんな結果になってしまいました...ちょっと残念
本格的な走行はまだしていないので、改造車輌としての単体評価はもう少し先になりそうです

メイキング:

実車資料:
モデナには実車でオープンカーが存在します。
今回は自分の改造力の範囲内で、出来る限り近づけてみようと実車の写真を集めることからスタートしました
写真は全てネットで探し、十数枚の資料をプリントアウトして、参考にしました

なかでもフェラーリジャパンのHPはとてもカッコ良く、写真も参考になる物が多かったです
ここは是非一度訪れてみてください、HPメニューの Model > 360Spider で見ることが出来ます。
その他各パーツの写真が参考になったのは模型店ワンワン屋のHPです。

ボディ準備:
今回も改造専用に新車を購入しました。
本当は塗装予定色の赤が欲しかったのですが、残念シルバーしか手に入りませんでした。

未塗装ボディが欲しいところですが、塗装が剥げたときのことを考えると、
色つきの下地も魅力的ですね

シャーシー側の準備:

今回の改造にあわせて、ピッチングダンパーのスペーサーを取り去ることにしました
出来る限りリアの必要スペースを下げることが目的です。
幾度かのテスト走行の結果、標準よりもバネを効かせた状態にすることで、同じ効果が
得られることを確認しました

ご覧のようにスペーサーを取り去ることで、モーター側のボールジョイント部が
ロールダンパーのビスよりも下がっていることが確認できます

いっそロールダンパーにピッチングダンパー効果を持たせることが出来れば
軽量化も果たせるのですが現在の所、解決策を得られていない状況です

ガラスパーツを取ったボディにマスキングテープを貼って、ダンパーとの
干渉チェックや、必要なスペースを確認しました。

NEXT ボディカットへ


トップページ > NICE_BODY

2002.7.29