魅惑のパンチカ
〜〜〜 パンチカーペットのお奨め使用方法 〜〜〜

使う:

パンチカーペットをミニッツの路面として使う際、何よりもタイムを優先したいのなら
カーペットの裏面がお奨めです。
カーペットの裏面はスリップ具合が非常にナチュラルで、グリップしていたものが突然スリップするなどの
極端な挙動変化が起きにくいです。

しかし、家庭でのお奨めは表面です。
グリップ具合にクセがあるものの、カーペットからでる粉に悩まされることがありません。

以下に表と裏を使った際の状況を記します

表の世界:
カーペットの表面は購入初期が一番グリップします。
グリップは使うにつれてだんだんと悪くなってきます。
初期段階ではカーペットの繊維をミニッツのタイヤが巻き上げて、ピニオンなどに絡みつきますから
こまめに取り除く必要があります。

走行具合にはクセがあり、グリップしていたものが突然前触れもなくスピンすることもありますから
スロットルワークやステアリングの切り方に注意が必要です。

裏の世界:
購入初期の段階では表と変わらないグリップ具合なのですが、暫く使用していると白い粉がでるようになります。
この段階が裏面が最強路面の状態になったときです。
白い粉はカーペットを形成しているボンド成分だと思いますが、僅かな走行時間でミニッツの車体は粉まみれに
なりますから、こまめに掃除をする必要があります。

モーターの通気口もブロアーなどでしっかりと掃除しましょう。

引き替えに得られる走行フィーリングはとても気持ちが良く、ドリフトも気持ちよく決まります。
グリップからスリップへの挙動変化も掴みやすく、突然スピンすることは殆どありません。

しかし、この気持ちよい段階もそう永く続きません。
特に一般家庭での使用となると、住環境との兼ね合いもありカーペットにしっかりと掃除機をかけます。
ミニッツにまとわりついていた白い粉も掃除機で吸い取られてしまい、グリップが落ちてきます。
どうやら白い粉はグリップ材の役目も果たしているようです。

白い粉がでなくなったら基本的なグリップ具合は表面と殆ど変わらなくなります。
カーペットを形成するボンド成分も無くなって、ペラペラになってしまいます。
表面ばかり使っていたときと比べると寿命が短くなってしまいそうです

以上の理由から、初期段階からカーペット表面を使用することをお奨めします。
裏の世界を一度知ってしまうとなかなか表の世界に戻れなくなってしまいますから、ここはグリップ具合に
慣れることもかねて、最初から表面を使われた方が賢明だと思います。

収納:
パンチカーペットは居住性が良くないため、走行するときだけ敷く方も多いと思います。
収納するときのコツは、しっかりと巻くことです。
癖がつきにくいようにと軽く巻いてしまうと真ん中辺りがたわんでしまいます。

この状態だと敷いたときに波打ってしまいますから、クセ取りによけい時間がかかります。

写真のようにしっかりと巻いた後、真ん中辺りをサランラップで
クルリと巻けばほどけることもありません。
巻く方向は走行路面が外に来るように巻きます。
敷いていたカーペットを裏返した後、まいていく形になりますから
少し面倒なのですが、次回使用時にクセ取り時間が短くて済みます。


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