H'Yak CIRCUIT
タイム計測装置に赤外線センサー導入
デジタルラップカウンター編
計測装置部分に手軽で便利な、TOMY ビットレーサー・オプションのデジタルラップカウンターを
使用する方法をご紹介します。
デジタルラップカウンターはトイザらスで1,800円位で売っていました。
ベストラップや、設定した周回数のトータルタイムを計測できて便利なのですが、単体では計測可能な道幅が
20〜30cm位なので通過センサーと組み合わせて、道幅が広くても使える物に改造してみようと思います。
重要
分解や改造はメーカーの保証が受けられなくなります。
この記事の通り改造して発生したいかなる損害も当方では一切の保証はいたしません。
全て自己の責任に置いて作業して下さい。
まず、デジタルラップカウンター裏側の5本のビスを外します。
次にゆっくりと丁寧にカバーを取ります。
重要
やさしく作業しましょう。
内部を見てびっくりしたのですが、各部品の取り付けは凄く大雑把で、
頼りなく取り付けられています。 これはある意味芸術品か (^^;
これでよく動いているなぁと感心したほどです。
カバーはユックリと開き、元の配線の通し型などを覚えておいて下さい。
どの線も余裕があまりないので、注意が必要です。
カバーより基板部分を取り出します。
丸で囲ってある中の赤と黒のリード線を取り付けている
位置に20cm位の長さの2本のリード線をハンダ付けします。
ここは元々、部品の取り付けのためにハンダ付けしてある部分です。
元の半田を溶かしながら、新しくハンダを足しつつ取り付けましょう。
ハンダ付けが終わったら元の通りに組み立てます。
くれぐれも各配線をケースなどで挟み込まないように
慎重に作業して下さい。
リード線はスタートスイッチと同じ部分から取り出しておきます。
これで改造作業は終了です
ここまで見ていただいた方にはもうおわかりかと思いますが、
今取り付けたリード線を、通過センサーのリレー出力線と
つなげば完了です。
私はワニ口クリップを使用しています。 結構便利!
デジタルラップカウンターは通過センサーとつながっている限り
どこに置いていてもかまいません。
ミニッツを操縦する手元にあると何かと便利だと思いますが、
通過センサーとつないである、リード線の長さや取り回し次第ですね。
テスト走行
デジタルラップカウンターのリード線接続が上手くいっていたら、カウンター計測中に増設したリード線を
ショートさせるだけで、カウントされると思います。
通過センサーと接続しての動作も何ら問題有りません。
正確にカウントされていきます。
デジタルラップカウンターも通過センサーも電池で動作するので、どこにもっていっても計測可能な
装置の出来上がりです。
ベストラップのみ計りたい場合等、セットが楽なのでMSXの代わりにデジタルラップカウンターも
使用していこうと思っています。
複数台同時に計れないのは残念ですが、一人で走っていてもタイム計測されていると楽しいです。
みなさんも是非チャレンジしてみて下さい。
・トップページ > プライベートサーキット情報 |