H'Yak CIRCUIT
タイム計測装置に赤外線センサー導入
センサーの取り付け編

タワー上部写真センサーのセッティングをどのようにするか悩んだ結果
写真のような状態にすることにしました

プレート上に基板、受光ユニット、送光ユニットを
乗せてあります。

奥のタワーの中に基板と受光ユニットが入っています。
左下に有るのが送光ユニットです

電池ボックスは右上に見えるタッパの中に入れてあります

この設置場所は部屋の境目で引き戸のレールがあるため、送光ユニットと基板をつないである線を納めるのに便利です。

なぜプレート上に設置するかというと、送光センサーと受光センサーの設置位置や角度を固定したいからです。
常時コースを出しているのなら、左右別々に固定しておけばよいのでしょうが、出したり片付けたりするため、
セットするときも簡単になります。

みなさんが作られる場合、平地に設置されることが多いでしょうから、ミニッツが通れるくらいの高さ(18cm以上)で
アーチを作り(下に開いたの字型)、その柱部分にセンサーを埋め込むと良いでしょう。
アーチ上部にセンサーのリード線を這わしたり、基板や電池を設置することもできると思います。


追記
このセンサーを作成するきっかけを下さった谷古宇さんが、平地で使える計測装置を作成されました。
説明文で足りないところは谷古宇さんのホームページをご参照下さい。

建設中

これはタワー建設中の写真です (^^)


タワー設置後

完成後の写真

基板はミニッツのアンテナが当たらない高さで
設置してあります

このため、電子キット標準の受光センサーをつないでいる
リード線では短かったので、25cmのリード線と交換しました
取説には受光部は出来るだけ延長しないようにと有りましたが、
今のところ無事に動いています。

タワー下に見える白い丸が受光センサー用の開口部です

基板は薄いので立てて設置すれば邪魔にならなくて良さそうなのですが
リレーが誤動作するため、このような形になりました。

タワー裏の受光ユニット設置状況

基板は垂直に設置してあります。

受光センサーは45°の角度(上を向いている格好)にすると
ベストな状態になりました

調節が上手くいっていないと、反応しなかったりコースの真ん中と
両端では感知する位置が違ったりします。

センサー前の穴ですが、センサー全てむき出し状態でも、何ら問題
有りませんでした。
したがって、穴の直径は5mm以上有ればいくら大きくてもかまわないようです。
ミニッツがぶつかっても大丈夫なように、安全対策でこのような状態にしております。

 タワーを裏から見た状態

電源とパソコンへのリレー出力は、下部より取り出しています
タワーやプレートはポップ用のボードを使用しております。

これは発泡剤の両面に色の付いた厚紙が貼られていて、結構丈夫で軽く、加工が簡単、
おまけに安いと、4拍子そろっています (^^)
私はA3サイズを購入、400円くらいでホームセンターなどに売っています。
接着にはボンドG17クリアを使用、強力に接着できます。
色紙部分同士の接合には両面テープでもしっかり固定できます。

送光ユニット設置状況
赤丸の中心に見える紫色のレンズが発光部です。
レンズの前に有るのはステーで、ユニットの固定と発光LEDの保護をかねています

発光部は高さと向きを受光部に合わせるだけでよいです。
キットの説明では1mまで離しても大丈夫なようですが、付属のリード線は
短いので、必要な長さの線を別途購入して延長しましょう。

現在のタワータワーを少し装飾しました。
メインスタンドをイメージしたつもり...だったのですが

なぜだかロボコンにでも出てきそうな間抜けなロボットに
見えます。 (^^;

矢印の書いてあるところにスイッチを取り付けてあります。
これはキットに入っていないので、別にスイッチを購入後
取り付けました。 有ると便利ですよ。


テスト走行

テストは大成功で、電池3パック分走っても計測ミスは起きません。 すばらしい!!
もちろん計測地点でミニッツがはねることもなく、万々歳です!

おまけにテスト走行中にコースレコードまで出ちゃいました。

ミニッツのボディにより、多少計測ラインがずれますが、これはゴールラインが車種によって変わるだけで、
1周の長さが変わるわけではありませんから、何ら問題ないと思います。
ちなみに インプレッサ>ポルシェ>F1 の順に早く感知します。 最大1cm位のずれです。

こんな事なら早くからこの通過センサーを導入すれば良かったと思いました。

ワンダーキットさん すてきなキットをありがとう!
そしてこのきっかけを与えてくれた谷古宇さんにも感謝です。

このすばらしいキットを広めるため? 計測部をMSXパソコンの代わりに、ビットレーサーの
デジタルラップカウンターを使用する方法を紹介します。


・センサー組立が苦手、面倒な方へ
デジタルラップカウンターを利用した計測装置
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