パナソニック VS サンヨー
電池出力対決

テスト結果:

使用時間
パナソニック
サンヨー
回転差
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0分
6097.56rpm
6053.26rpm
44.30rpm
使い始めからして回転差有り、これがパナソニックがパワフルだと感じる裏付けだろうか
5分
5720.82rpm
5543.23rpm
177.59rpm
5分走行後には約180rpmの差が付いている、サンヨーが弱いと思えるのも頷けます
10分
5605.38rpm
5450.58rpm
154.80rpm
共に回転数がおちていますが、その差が少し詰まりました
走行フィーリングとしてはほぼ互角のような気がします
15分
5660.37rpm
5474.45rpm
185.92rpm
ここで両者共におかしな現象に遭遇、なんと10分走行後よりも回転数が上がっているのです。 これは何故?? しかもパナソニックの盛り上がりが凄く、回転差を一気に広げました。
20分
5498.93rpm
5387.93rpm
111.00rpm
17分経過地点くらいだと思いますが、パナソニックのパワーがガクンと落ちた状態に突入、一方サンヨーはパワーダウンは感じるものの息が長い感じで、ベストラップ狙いは難しいものの、流して走る程度には十分に走行できています。
25分
計測不能
4711.05rpm
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なんとここでパナソニックダウン! 全く動かなくなりました。 それに引き替えサンヨーはトロトロながらまだ走ります。 両者の違いが如実に現れている気がしました。

まとめ:
最近特に感じるのですが、パナソニックの電池の無くなり方が急激です。
以前はもう少し粘っていた気がするのですが、最近はどかんと放電して突如動かなくなります。
まるでニッカド電池みたいです。
古くなったからなのか、最近の使用頻度が悪くなった為なのかは不明です。

共に今回は使用前の追い充電を決行しましたが、特にその効果が現れたのがサンヨーでした。
使い始めから、いつもよりパワフルでビックリしました。
サンヨーにはこの方式が効きそうです。

分からないのが15分経過時に測定した盛り上がり現象です。
計測ミスかとしばらく回してみたのですが、結果は変わらず...一体何故でしょう??

パナソニックは8セットの中より無作為に選んだ1セットで、サンヨーは1セットしか持っていないため
あくまで今回のテストに限っての結果ですが、パワーのパナソニック、長持ちのサンヨーという結論になりました。

タイムアタックならパナソニック、耐久レースのサンヨーという図式です。

おまけ:
20分経過測定時に、車体より電池を取り外しスピンウォッチャー据え付けのシャーシーに電池をセットして、
モーターをダイレクトに接続してホイール回転数を計測してみました。

メーカー
走行シャーシー
アンプドライブ
テストシャーシー
モーター直結
回転差
パナソニック
5498.93rpm
5976.09rpm
477.16rpm
サンヨー
5387.93rpm
5850.23rpm
462.30rpm

どちらも電池とモーターを直結した方が良く回っています。
走行シャーシーにはボールデフやタイヤが付いているのでいくらか負荷も多いとは思いますが、
やはり一番の違いはアンプを通しているか否かでしょうねぇ。
ブースターが有利なのは走行用電力をアンプとは別ルートに取っていることも見逃せませんね。


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2002.11.29