修理・メンテナンス情報
フロントタイヤの痙攣を止める方法

いつの頃からかミニッツF1のフロントタイヤがニュートラル静止時に、左右に激しくピクピクと痙攣するように動き出しました
この現象、チャタリングというらしい。

イメージアニメーション
このようにピクピクと激しく左右に振れています
なぜか走行には支障がなかったのでそのまま
使用しておりました(暢気な私...)

そんな折り6畳GPメッセージボードに解決策の
投稿をいただいたので、早速試してみることにしました。

情報提供者:あんちゃん
モーターを新品に交換し、さらにステアリングサーボ内の可変抵抗の内部に接点復活剤を塗布することにより直りました。
家の前の道路では問題なく走れました。
カーホビーGETでは、たまにステアリングが勝手に左に切れる症状が現れましたが、特定の位置なので電波障害かもしれません。

寿命でモーターノイズが増加していたことと、サーボ内の可変抵抗の接触不良でモーターの振動により誤動作したと考えられます。
更にはモーターによる電圧降下の影響も考えられますが、定かではありません。
皆さんからいろいろとアドバイスを頂き、有難う御座いました。

いやー、問題定義していただき、結局お役に立てずに解決策までご伝授いただいちゃいました...(^^;
あんちゃん ありがとうございました。

解決策を試してみよう

ミニッツF1の場合、フロントの黒いカバーの下にサーボパーツが入っています。
先ずはこのカバーを取るところから始めます。

カバー自体は6本のビスで止まっていますが、アンプ基板で押さえ付けるように
なっていますから、アンプ周りのビスも緩めないとカバーがとれません。

分解し終えた状態です
オレンジとグリーンの線でアンプと繋がっているのが、今回整備目的の
ポテンショメーターです。

ハンダ付け部分は意外と弱いので優しく取り扱いましょう
取れたらハンダ付けしないといけないので余分な手間が増えます

今回の修理に直接関係ないのですが、F1のサーボギアは良くできた
サーボセイバーに守られているおかげで、滅多に交換することはないと思います。
私も今だ1度も交換したこと有りません。

そのため分解することもないので意外とゴミが溜まっていました。
良い機会だからシャーシーの中やギアのゴミなど掃除しておきましょう。

ポテンショメーターには白く薄いプラスチックのカバーが付いています
特に接着などされておらず、細いドライバーなどで簡単に取ることが出来ます。

取ったのが写真の状態です。
あんちゃんの情報ではここへ接点復活剤を塗布するとなっておりますが、私は持っていないのと
このためだけに買うのはもったいなくて (^^; 万能薬CRC5-56を吹き付けました。
たっぷりと(液が溜まるほど)吹き付けた後、真ん中のつまみをグリグリと左右に動かします。

後は余分な液をティッシュで軽く拭ってから元通り組み上げます。

結果
無事組み上げてから電源ON!
おおおお!見事前輪がピタリと静止しました。

これほど効果があるとはビックリです。
それほど難しい作業でもないので、同じような症状でお悩みの方は試してみる価値大です。
尚、このページは作業終了後直ぐに書いているため、長期の効果維持については不明です。

まぁ月に1度程度ならそれほど苦にならないと思います
それより長く持てば儲けものですね、使用する液により効果の持ちも変わると思われます。

同様の処理はBokkinenさんからも寄せられておりました。
接点剤に接点グリスを使用するそうで、HPにも掲載されております。
詳しくはBokkinenさんのHPをお訪ねください


トップページ > 修理・メンテナンスガイド 
MINI-Z救命119番