#07Racing_Park_北九州:ウレタンコース初体験

ミニッツサーキット50:

ミニッツサーキットには30cm角を組み合わせて作る30タイプと50cm角を組み合わせて作る50タイプがあります。

50タイプは業務用としてショップに案内されているようです。

今回RPKが導入したのは50タイプ1セットです。
設置面積は6m×4mとなっております。

ちなみに設置して有るのは1/10等がドリフトを楽しんでいるコース上です。
このコースを特設したため1/10コースは有って無いようなコース面積になってます(^^;
常設はもうしばらく先になるそうです。

奥に見えるのはミニッツのレギュラーコースです。

50cm角のウレタンボード2枚分がコース幅となりますが、両端はコース壁が陣取る為、走行コース幅は約84cmとなります。

ミニッツをコースに置いた写真です。
結構広く見えますね。

しかし実際に走行するとこのコースがとっても狭く感じます。
まぁ30タイプを走行した事のある方からすると随分と走り易い
印象らしいです。

路面の繋ぎ目です。

設置場所の状態によると思いますが、キッチリと平面をだすのは大変そうです。
しかし、手で触ったほどの引っ掛かりは感じません。

ウレタンには目が有ります。
実際にはそれほど気にする事でも無いのかも知れません。
しかし気にすれば気になる..そんな感じです。

このコース最大の障害はコース壁です。

これに接触するとゴキブリほいほいか、ハエ取り紙に止まったハエのごとくピタリとその動きを止められてしまいます。

一発タイムを狙うのなら接触覚悟でインにつかなければなりませんが、安全タイムで周回を重ねたいのなら、ミドルオブザロードが鉄則だと思います。

コースの組立説明書に付属のレイアウト例です。
4パターンが推奨されているようです。

というか、コース材の形状の都合上自由自在なパターン組は困難なようです。

例えばストレート用のウレタン板なら1辺に壁固定用の穴が空いているという具合です。
この為コース幅拡張目的で3枚の道幅を作るという訳にはいかないのです。
コーナー用は写真のブロック図のような形状をしています。


人との対比です。
コース全体の大きさを感じていただけますでしょうか?

ちなみにこのレイアウトで6秒が目安タイムでした。

おろしたて:
このコースは使い始めにかなり粉がでます。 タイヤが路面を削りまくるのでしょうね。
この粉はボディやシャーシに容赦なく絡みつく為モーターやデフ等、かなりの覚悟が必要です。

走行感は01ナローが転ばずにスイスイと走れる感じ..ただしタイヤにも粉がびっしりと絡みついているので、
それが原因のアンダーとも考えられます。

ある程度走った後、コースを拭き上げてくれました。
粉の出方は拭き上げ後はかなり治まったようです。

01ナローがコロコロと転ぶようになりました。

今後使い続けるほどグリップアップ必至のようです。
気温・湿度に影響を受けやすいとの情報もあります。

路面そのものはとても重く感じ、電池の消耗が早いです。
アルカリ電池条件のミニッツカップにはかなり厳しいでしょうねぇ
これだけグリップ変動があるようだと、どんな時期の路面をミニッツカップで使用されるのか、大きなカギになりそうです。

今年のミニッツカップは前日練習日が設けられるようですが、例えば練習日にせっせと走り込んでセッティングをしていても、本番用に路面の拭き上げ等を行われてしまうと、全く別のセッティングが必要になる可能性も有りそうです。

最後に、短いですが走行動画をお届けいたします。
特に編集らしき編集もせず、ありのままをお届けいたします。
ポイントは動画横に記して有りますので、その動きから読み取って下さい。

ミニッツサーキット体験走行(mpeg4・3MB)
QuickTime6以降


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2004.7.22