MINI-Z6畳GP BOLT_ON 43
ミニコース攻略法 ライン研究

軌跡アニメーションのフラッシュ解説

フラッシュ表示:1回目

軌跡のアニメーション中、最初にフラッシュしたコマです。

黄色いマシンがスタート位置ですが、ほぼ円を描いています。
外周の回り方に悩んでいたのですが、パイロンごとにカクカクと
曲がるよりも、滑らかにスピードを殺さず回る方が早いようです。

綺麗な正円に見えますが、カメラアングルやレンズの歪みによるもので、
実際にはこの写真で見るよりも横長の円です。

それによく見ると、完全グリップだと不可能な軌跡になっています。
例えばスタートの黄色にペイントしたマシンを1としてAパイロンをクリアする3コマ→4コマはどう見ても
不自然なつながりになっています。
これはビデオをよく見ると分かるのですが、4輪とも滑っているのです。

故意に滑らせているわけでなく、自然に流れるナチュラルドリフトです。
このスライドはMアル2の時よりもNSXの方が顕著に現れます。
スカイラインや標準のアルテッツァの時に経験した制御不能の尻振りとは異なり、前後ワイドになったNSXの
ナチュラルドリフトは使いこなせばかなりの武器になりそうです。

同じLサイズ94mm・前後ワイドトレッドのベンツもありますが、NSXの方が軽快だと感じました。
この滑る感覚は好みが分かれるところかもしれませんね。
今回はボディのレビューでは有りませんので、ライン取りの話しに戻ります。

フラッシュ表示:2回目

外周を回った後の8の字を走行したところです。
観察の結果ここも1回目と同じで「滑らかに回る」ことが大切なようです。

綺麗な8の字になっていますね、このコマは自分で見てもビックリしました。

この8の字の攻略も、Z型のようにカクカクと回った方がよいのか、
多少大回りでもスピードを乗せて回った方がよいのか悩んでいました。

注意点として、E〜Fパイロン(写真手前側)は、スピードを落としているので滑らかにグリップ旋回しますが、奥のD〜Cパイロン
少し早めにスロットルを入れて、パワースライドにより強制的に向きを変えています。
ラインが安定するまで無理に滑らせることはないと思いますが、タイム短縮のためには必要だと思います。

フラッシュ表示:3回目

実はこのコマを選んだのは、お手本とするためではないのです。
反面教師です。

Eパイロンとの距離やAパイロンとの距離を取りすぎています。
E→A間のラインもかなり膨れて、今にもカーペットからはみ出しそうです。

この時の走行も、もっとE・Aパイロンに近づけておくと、コンマ1秒は
違っていたと思います。

これは全てのパイロンに言えることですが、極力パイロンに近い方が速いです。
パワーを振りかざしていると、とてもパイロンに近づけるどころではありません。
キッチリとした減速により全パイロンをかすめるように通過するのが理想のようです。

しかし、ひとたびパイロンにぶつかるとラインどころではなく、大幅なタイムロスになります。
近づけすぎるのも限度物かもしれませんね。

ここでもう一度フラッシュ1回目の写真と3回目の写真を比べてみていただきたいのですが、3回目のAパイロンの回り方だと
次の周のタイムにも影響がありそうですね。
計測ラインを通過した時点で遅れた位置に居ることになります。

このE→A間ストレートの回り方はフラッシュ1回目スタート時の回り方を参考にして頂きたいと思います。
比較しやすいように全ての軌跡をなぞってみました。

次へ 上手くつなげればトップボードも夢ではない...かも(^^;


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