ミニッツ雑学
第1章 フロントサスペンション

キャンバー角度と最適なタイヤ:

キャンバー角度調節ナックルアームに相性ピッタリのタイヤ、それはトレッド面が平面のタイヤです。
例を挙げれば、京商純正フラットタイヤ、スクワットならスポンジタイヤ・ハード等があります。

ではフラットタイヤ+キャンバー角3度の場合を見てみましょう。


ストレートの時はノーマルタイヤの方が接地面積が多く、安定していそうですね。
実際にはスポンジタイヤを整形することで(削る)直進時の接地面積を増やすことも可能です。

では次に、コーナリング時を見てみます。


ご覧頂いているように、フラットタイヤは傾くことによりトレッド全面を使い接地しているのが分かります。
実際の走行でも、フラットタイヤ+キャンバー角度はビックリするほどグリップが上がるのです。

この違いをたとえるなら、30°と40°のタイヤの差くらい有ります。
これなら直ぐに導入だ〜〜〜って思った方、あわてずに最後まで読んでね。(^^)

実はこの組み合わせのグリップには落とし穴があるのです。
確かにグリップは上がりますが、コーナリング速度が上がるにつれてグリップが極度に悪くなってくるのです。
特性変化のあるグリップといえば分かっていただけるでしょうか。

低速では抜群に食いついていたタイヤが徐々にグリップを失いだし、限界点は突如としてやってきます。
6畳GPをやっている方なら分かると思いますが、6畳間の外周をクルクル回っているとします。
調子よくグリップするので徐々にスピードを乗せていくと、少しずつアンダーになりラインが膨れていきます。
まだ大丈夫だろうとスピードを上げていくと、突然曲がらずに壁へ一直線....ドッカ〜〜〜ン

限界点がとても掴みにくいのです。
これがノーマルだと、徐々にアンダーが出て膨れていくだけといった感じなのですが。

特性変化があるというのも乗りにくいです。
低速では抜群に食い付き、少しスピードが上がってくるとアンダーが出る。
凄くピーキーな特性になります。

ではなぜ限界点が突然やってくるのでしょうか?、上のイラストより、もう少し車体を傾けてみましょう。
イン側タイヤの接地部にご注目ください。

元々キャンバー角度により傾斜しているタイヤが
車体の傾きにより更に角度をつけられて、殆どグリップ
していませんね。

フラットタイヤを使っているため、イン側のグリップ減少は
さけられないようです。

グリップの特性変化はキャンバー角度がきつい程現れます。
ナックルアームは1・2・3度と3種類ついているため、走行するコースに合わせて使用すると良いと思います。

低速コーナーが多ければキャンバー角度をきつくしていき、高速コーナーが多ければキャンバー角度を浅くします。
いずれにしても標準タイヤとの組み合わせは意味がないと思います。

確かにセッティングの幅は広がるのですが、操縦の慣れや特性を掴むのにかなり苦労しそうです。


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