NICE_BODY
プラモボディ搭載方法 サイドステー自作

完成図

はじめに:
過去のプラモボディ搭載は、竹とんぼさんに教えていただいた、バッテリーホルダーを使う方法や、
保有ミニッツからサイドステーを取り外して、流用する方法を採ってきました。

しかしサイドステーを流用する方法は、ボディとステーの隙間をスポンジやパテで埋めるだけなので、
とっても楽な反面、取り外したミニッツボディを破壊しているようで、あまり気分の良い物では有りませんでした。

今回ミニッツメッセージボードに有田@011さんより、セメダインのエポキシパテで自作したとの情報を頂き
早速試してみることにしました。
掲示板の情報は現行掲示板_No.8094のスレッドを探してご覧下さい。

セメダイン社のエポキシパテ:

以前アルテッツァにオーバーフェンダーを付けようと、プラ用(写真右)の
エポキシパテを使ったことがあります。

しかしこれ、タミヤやウエーブ等のパテよりも格段に重いです。
しかも硬化後はヤスリでないと整形は無理では無いかと思うほど固まります。
この為、ボディ表面の改造には不向きだと思います。

しかしボディ取付のステーとなれば、この硬さが逆に役立ちそうです。
今回は金属用(写真左)を使ってみました。

販売時、同じ大きさでプラ用は45g、金属用は60gあります。
いかに比重が重いのかが分かります。
硬化後の質感は、若干柔らかみのあるプラ用に対して、金属用はカチッとした感じです。
適度に軟らかいプラ用も、ステー製作に向いているかもしれません。

硬化時間はプラ用60分、金属用はなんと10分です。
もたもたしていると形を作り損ねますから、ステーなら1個ずつ個別に作ることをお奨めします。

準備:
硬化時間が異様に早いので、作業前にしっかりと準備をしておきます。

搭載したいボディとシャーシー間の隙間を把握しておきます。
ステーの形状を作り損ねないためです。

できれば不要になったシャーシーを用意します。
ステーのはまる部分にクリームを塗ります。
私はハンドクリームを塗りましたが、メンソレータムや
グリスでも良いかと思います。

何にしても、バッテリー端子にもクリームが付くので
できれば不要なシャーシーを使うことをお奨めします。
クリームは端子側だけでなく、裏側も塗っておきます。

この他、カッター又はデザインナイフや作業マットなど準備しておくことをお奨めします。
とにかくほとんど休む間もなく作業は進行しますので。

作業開始:

パテを切り出します。
ステー1個作るのに、7mm幅くらいに切れば足りると思います。

写真は2個分切り出してますが、作業は1個完成させた後に、
もう片方を作ることを強くお奨めいたします。
慣れると左右同時に作れるようになるとは思いますが..。

タミヤなどのパテは2剤が別々になっていますが、
このパテは1剤の回りを2剤が囲った形になっており
まるで金太郎アメ状態です

この為同量に切り出すのがすごく楽です。
というか、同量でなくする方が難しいか..


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2003.5.20