H’Yakサーキット
自動計測システム導入

ミニッツレーサーコースを走っていて、出来るだけ正確にベストラップや30周のタイムを計りたいと思い、
以前に作ったMSXのベーシックプログラム改造と、スイッチプレートを製作して、自動計測システムを作りました。

何度も試作を繰り返し、やっと安定した計測システムができあがりました。

スイッチは2部屋の間の段差を利用して
設置します。

ミニッツレーサーの通過を感知する
マイクロスイッチです。

これを1cm幅のバルサ板に取り付けます。

70cmの幅に10個のマイクロスイッチを
仕込んであります。

裏の配線は2本の細い銅線でつないであるだけです。

どこかのスイッチが押されると導通するように
なっています。

このスイッチプレートを引き戸のレールを利用して
セットします。

スイッチプレートの上に2mm厚のバルサを
置いて、段ボールとプラスチックシートで作った
坂を置いて出来上がりです。

2mmのバルサ板には補強として、端から端まで太めの
銅線を1本、木工ボンドで貼り付けています。

この写真でいくと、右から来たミニッツレーサーが
バルサのゴール板を踏んだらスイッチが入ります。
ゴール板は手前のコースより浮いた状態になっているので段差が出来ています。

その段差を滑らかに乗り越えるため、ゴール板の上にPPシートという、プラスチックの薄い
シートをおいてあります。(写真は、まだおいていない状態です)

MSXMSXパソコンを改造して、スペースキーのスイッチ部に
リード線をハンダ付けして、外部に延長。

その線をショートさせるとスペースキーを1回押したのと
同じ事になるようにします。

そのリード線をスイッチプレートの銅線に取り付けて、
ベーシックプログラムで、スペースキーが押される度に
タイムがカウントされるようにしてあります。


プログラムを起動すると、スタート方式をカウントダウンか一度通過したらスタートするのかを選択、
次に何周回るのかをセットすると、ゴール時にマッハGoGoの音楽が流れます。

ゴール後、ラップタイムを全て見ることが出来るので、ライン取りやオプションパーツの装着による
タイムの違いなどを検証するのに役立ちます。

何よりいつも計測しているというのは、走っていて楽しいです。
ただし同時に2台以上は計測できないところが悲しいところです。


その後導入した赤外線を利用の計測機完成版はこちらへ

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