電飾チャレンジ
電飾設計図作成

ミニッツに電飾改造をする際の計画を立てます

完成を想像する:

先ずどんな電飾を施すか、イメージしてみます。

考えるべき事は?
・光らせる場所
・光の色
・光の光度

例えばフォグランプをつけるとか、マフラーに仕込んでウケを狙うとか、
室内に仕込んでルームランプを再現(カップルが透けて見えたり..なんてね)等々

まぁ色々と目立つことは考えられますが、ここはひとまず無難な電飾で
完成させて、成功の美酒を味わいたいと思います。

ということで、ヘッドライトは白色にして、テールランプは赤色に決定です。
これで場所と色は無理矢理決まりました。
残るは光度ですが...うーん

いまひとつ、どの位のLEDがどの程度の明るさなのか想像がつかないため、
どちらのLEDも直径3mm、最大許容電流20mAの物を選択して、
あとは成り行き任せで様子を見ましょう。(かなりテキト〜だな)
※写真は画像処理によるイメージ写真です

ヘッドライト:

ではいままでのおさらいです。

ヘッドライトに使う予定の白色LEDは一般的な物で3.6Vです。
ミニッツの電源はニッケル水素電池を使うとして5Vです。
この理屈から、LEDを直列に2個繋ぐと 3.6×2= 7.2Vとなり、
電池を食べ足りないため思うように光ってくれません。

このため、ヘッドライトに使う白色LEDは左のイラストのように
LED1個につき、抵抗1個をいれて使う事になります。
仮に、使用するLEDが 3.6V・20mAだとすると、今まで勉強した式により
(5-3.6)×100=140 となり、140Ωの制限抵抗を使用します。

ライトは左右1個ずつ付いていますから、ヘッドライトには上の配線を2組使用することになります。
同じ抵抗が(例では140Ω)2個必要になります。
これでヘッドライトの仕様がまとまりました。

テールライト:

テールライトは赤色LEDを使用します。
一般的な赤色LEDの推奨電圧は2Vです。
イラストは前回からの使い回しでLEDが緑色をしていますが、
接続見本としてご覧下さい。(手抜きでスミマセン)

直列に繋いでも4Vにしかなりません。
これなら5Vのミニッツで使用しても、1Vの食べ残しが出来るので、
抵抗の出番が回ってきますね。

このことから配線も楽になる直列式を採用することにします。
制限抵抗は2V・20mAの赤色LEDを使用したとして、
(5-(2+2))×100=100 100Ωの抵抗が1個必要ですね。

ここで何故100をかけるのか不明な方はこちらで復習してきて下さい。

さて、これでヘッドライトとテールランプを電飾する大雑把な計画が出来上がりました。
次はミニッツへの配線方法を考えてみましょう。

 ミニッツへの配線方法を考える


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2002.10.1