トーインリンケージセット交換

イーグルのトーインリンケージセットを導入しました。

1,000円をちょっと切るくらいで購入。
セットには2種類のリンケージが入っています。

材質はジュラ製のようです。

上から、ノーマル・トーイン2°・トーイン3°の構成です。
左端を直線上に並べてみました
長さの違いが分かると思います。
長いほどミニッツのトーイン角度がつきます。

実車でトーイン角度が付いた場合、長所として直進性のアップが望めます。
短所はアンダーステアが強くなることです。

装着はサーボギアボックスを分解してノーマル品と交換します。
この作業性の悪さから、こまめに取り替えるのは無理ですね。

写真は標準より+8mm、3°のトー角が付いた状態です。
かなり前がすぼまっているのが分かると思います。

これはナックルアーム部に差し込む部分のアップです。
標準品より若干太いです。

これにより余分ながたつきはなくなりますが、ニュートラル時に
サーボがピクピク動くマシンでは、悪影響が出るかもしれません。

★★★★★★★★ テストラン ★★★★★★★★

先ずは交換した効果を実感しやすいように+3°のトー角をつけてみました。
トーインが変わるとトリム調節が必要のようです。

走らせて先ず感じたのは、トー角による抵抗の為かスロットルオフでブレーキがかかります。
それ自体はナチュラルで凄く感じがよいのですが逆に考えてみると、スロットルONの時はモーターパワーを
消費する抵抗となっていると思われます。

アンダーステアは特に感じませんでした。
それどころか逆にステアリング初期の反応が妙にクイックなんです。
これは荷重のかかる外側の前輪が最初から内側に向いている事と、ナックルアーム部の遊びの少なさから
きているものかと思われます。

ブレーキ効果にしてもクイック効果にしても、カーペット路面よりフローリングの方が顕著に現れます。
あまりの初期クイック感に馴染めなかったため、+2°に変更して走行してみました。
色でいくとシルバーのリンケージです。

これはどちらかというとノーマルに近い感じがしました、程良いクイックが得られ、ブレーキ効果は
あまり感じません。

肝心の直進性ですが、残念ながら変化が分かりませんでした。
元々ノーマル状態でも直進性が悪いと感じていなかったことも原因でしょうか。
サーボのピクつきによるラインの乱れはこのパーツで補える問題では無いでしょう。

ノーマルも含め、どのロットが速く走れるのか自分でも興味有りますが、もう暫く各ロットになれて
走れるようにならないと答えは出ないようです。
もちろんコースによって最適なロットも違ってくると思いますから、どれが一番とは言い切れないと
思いますが。


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