NICE_BODY
MR-015製作〜テスト走行

製作:
MR−02の電池をMR-01シャーシのように縦積みにした形状のシャーシ、MR-015が発売になりました。
少し前にパーツは買っておいたものの、ミニッツカップinソラリアプラザの為に01を改造するわけにもいかず、保留にしておりましたが、無事ミニッツカップも終了したのでMR-015を組み上げてみました。
今回買いそろえたのは下記の通り

●金メッキシャーシ
●サーボセイバーアッセンブリー
●タイロッド&ダンパーセット

残りは全てMR-02の手持補修パーツでまかないました。
01からとり出して使えたのはアンプ、バッテリーホルダー、モーター、サーボギア...と、書くのが苦しくなって来るぐらい使えるパーツがありません。

その多くのパーツをMR−02と共用しているという設計上、仕方のない事かもしれません。 なのでMR-01のみ保有の方がMR-015を作られる時は、ある程度の出費を覚悟しなくてはならないでしょう

MR-01に使っていたアンプでは電源取出しのコンタクトが大き過ぎてつかえませんので、私はモーターの端子に付け替えて組付けました。

組立は京商のサイトよりMR-015の展開図をダウンロードして参考にしながら組み上げました。
こういう図面を公開していただいているのは有り難いですねぇ。 なんだかプラモデルを組み立てている気分でした。
注意点はサーボギアユニットの組立でしょうかねぇ。 ポテンショとサーボギアがしっかりと連結できていないと、
ハンドルが切れっぱなしになったりする症状がでたりします。

ポテンショの配線など分からなくなった時はMR−02の通りに組み上げれば大丈夫です。

似て非なるもの:
MR-01ボディが全て使えるという条件のため、タイロッドはMR−02よりも長さの短いものになっているようです。
そのタイロッドを止めるカバーは形こそ似ているけれど、幅が違うので互換性は全く有りません。 今後、道具箱などでパーツを混ぜないようにしないと面倒な事になりそうですね。

左=MR-01、右=MR-015

比較するとMR-015は低く抑えて作られているのを実感できます。 MR−02同様のフロント周りになったので、ミニッツカップでもバンプストッパーが使えるようになります。

MR−02と多くのパーツが共有できるのは嬉しい変更点ですね。

MR-01Fから使われているRMのモーターマウントが標準装備になりました。 このためボールデフも利用される方はMR−02用に買い替えなくてはなりません。

テスト走行:
オプションパーツはオイルダンパーとタイヤのみで、あとはサスプレートもプラスチック、デフもギアデフを使用してできるだけレディセットに近い状態でテスト走行してみました。 マシンは純ナローマシンのS2000、テストコースはRacing_Park北九州です。

まず感じたのが前に押し出される感じ、多分ギア比が変更になったのも影響あると思われますが、素直に前にグイッと出る感じがしました。
そしてロールです。 MR-01のようなオーバーなロールはしません。
とくにロールダンバーを付けているわけでも無いのに、ロールが抑えられた感じです。

ロールの感じはMR-01とMR−02の中間といったところですが、もろに低重心化された影響が出ているように思われます。
先に書いた前に出る感じはこのロールの少なさからも来ているものと思われます。
転ぶ時もMR-01のようにロールしてこらえ切れなくなりゴロゴロっという感じではなく、足下からすくい上げられたような02的な転び方をします。 しかしよく走ります。 レディセット標準にタイヤのみ交換でもかなり良いタイムを期待できそうです。

サーボセーバーの恩恵も大きく、今迄のようにクラッシュや転倒の度にサーボは大丈夫か?!と、気を遣わなくてもよくなりました。
これはレースにおいてもメンタル面でかなりプラスに作用しそうです。
ハコスカファンの皆さま、お待たせしましたといった感じですね(^^)

サーボセイバーが付いただけでなく、ここまで走りも良くなると中途半端な015なんてネーミングは止めて03でも良いのではと思えるくらい良い出来のシャーシだと思います。 今回Racing_Park北九州の広いコースでのテスト走行でしたので、ハンドルの切れ角不足は感じませんでした。 次は狭い自宅コースでテストをして、切れ角などの検証をしてみたいと思います。


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2004.11.22