コンピュータープロポ PERFEX_EX11 機能紹介

EX−11のパラメーター調節は2つのモードに分かれています。
1つはシステムパラメーターを調節するモード、もう1つは使用中のモデルに対するパラメーターを設定する
ファンクションモードです。

システムモードのパラメーター
あまり設定変更しないパラメーターが納められています。

リバーススイッチ●サーボやアンプの動作方向を変更
GDレバー割り当て変更●GDレバーの役割を好みの場所に変更できます
ABSサイクル●ブレーキ動作のポンピング周期を2段階で調節、ブレーキ付きアンプのみ動作
モデルネーム変更●選択モデル別に6文字までの英数記号を使った名前をセットできます

ファンクションモードのパラメーター
EX−11は3台のパラメーターを記憶できます。
ファンクションモードでは選択したモデルに対するパラメーターを変更できます。
パラメーターによっては前のページで述べたように、ダイレクトに設定できる物もあります。

それでは、実際に液晶パネルを見ながらパラメーターについて説明します。

電源を入れたときの初期画面です。
モデル#1:MINI-Zと名前を入れてあります。
その下は電池の残量です。
少なくなるとアラームが鳴り、電池交換を催促されます。

モデルセレクト

ファンクションモードで最初に表示されるのは
モデルセレクト画面です。

ここで1〜3のモデルを選択します。
私は現在1にミニッツレーサー、2にミニッツF1を
入れて使っています。

ステアリングトラベル

ステアリングの最大舵角を左右同時、又は右か左のみ調節することが出来ます。
左右個別の舵角調節は、純正から乗り換える一番の理由ではないでしょうか。

ミニッツでは0〜80の範囲で使用するよう、取説に書かれています。
このパラメーターは前ページにあるように、ホイールとトリムスイッチで、
ダイレクトに変更出来ます。

ステアリングレスポンス

ステアリングの反応特性を変更できます。

このパラメーターは0を境に -100〜+100の範囲で設定できます。
取説ではココが少し分かりにくかったので、説明します。

パラメーターは同じステアリングレスポンスでも、プラス側にセットした時とマイナス側にセットした時とでは、
動作の仕方が異なります。

ステアリングレスポンスをプラス側に設定した場合
値をプラス方向へ大きくすればするほど、ステアリングの動作量に対してミニッツ前輪の切れ角が大きくなります。
極端な例を挙げると、ホイールを半分位しか回していないのに、ミニッツは最大舵角で切れているといった感じです。
少しのホイール動作に大きく前輪が反応するようになるため、クイックなハンドリングになります。
初期動作の鈍い車向きですが反面、グリップを失いやすくなります。

ステアリングレスポンスをマイナス側に設定した場合
プラス方向の例でいくと、最大に切っても半分しか動作していない...と、なるのですが、そうではありません。
マイナス側にセットすると動作スピードを遅くすることが出来ます。

ホイール動作に対して、僅かに遅れて前輪が反応する感じです。
ホイール動作に過敏に反応するときに使用すると、落ち着きのある車になります。
ステアリングを荒く切ってもミニッツはジワリとハンドルを切るため、旋回初期にグリップを失いにくくなります。

動作に対して遅れて反応するため、コーナリング時に後から車が曲がり出すような所があるので、特性をつかまないと
扱いにくく感じることもありました。

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