コーナリング編
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症状:転倒する
- しっかりとグリップする路面の場合、コーナリング中の遠心力に負けて転倒
- 中高速のコーナリング中にスロットルを急にゆるめると遠心力が弱まり、その上エンジンブレーキ状態になるため
前輪へ荷重がかかった状態となり前輪のグリップ力が急に増します。
コーナリング初期に滑っていた前輪が急にグリップを取り戻し、結果的にフロントが弾かれたように内に切れ込み横転します。
原因:タイヤのグリップ過度、スロットルワーク不良
解決策
スロットルワークを変える
コーナー入り口でしっかりと減速を終えておき、コーナリング最中はハーフスロットル(加減速しない状態)
もしくは加速状態で抜けるようにする。 タイム的にもこの方が速い。
車高を落とす
フロントやリアにスペーサーを入れるなどして車高を落とします
参考記事へ
グリップを落とす
前輪のグリップを悪いタイプに替えましょう。
例えば現在前後40°をつけているなら、前輪のみ50°(標準)に戻します。
それでも直らない場合、後輪も落としてみましょう。
これ以上落としようがない場合、オプションパーツに頼るしか有りません。
グリップを落とす2
タイヤのグリップを落とすと、転倒しない他のコーナーを曲がるときに困ることも有ります。
そこで、タイヤは食いつきの良い物にしたままグリップを落とすには、オプションパーツを使います。
グリップ調節に使えるオプションパーツ
フロントサススプリング 硬いほど転倒防止
車高調節 低いほど転倒防止
リアサスプレート 硬いほど転倒防止
リアダンパー 硬いほど転倒防止
ロールダンパー 硬いほど転倒防止
ボールデフ 硬いほど後輪がスライドする。
転倒防止ということは、グリップが悪くなるということです。
これらのパーツを組み合わせて、最適のグリップ状態を作り上げます。
詳しくは各パーツのセッティング情報をご覧下さい
症状:インリフトする。
コーナー脱出時に加速すると内側が持ち上がり、片輪走行状態になる。
原因:リアサスのロール不足
解決策
リアサスを柔らかいタイプに変える
カーボンプレートのMやHを取り付けているのなら、1段柔らかいタイプに落としてみる。
Sでも駄目なら標準のプレートにしてみる。
ロールダンパースプリングをを柔らかいタイプに変える
ロールダンパーを取り付けている場合、現状より柔らかいスプリングをつけてみる。
フロントスプリング変える
フロントスプリングを硬くしてフロントタイヤのグリップを悪くしてみる
症状:巻き込むようにスピンする
原因:リアタイヤのドライブ力不足
解決策
スロットルワークを変える
フルスロットルにするまでの握り方を、引き金を引くようにではなくジワリと握る感じにする。
ミスや余分な車の動きを押さえれば、こちらの方がタイム的に速い。
リアサスのロール量を増やす
リアサスプレートを柔らかい物に替える。
ロールダンパー装着者はスプリングを柔らかい物に替える。
ボールデフの調節
ボールデフをしめてデフのスリップ量を減らす。
巻き込む前にリアタイヤが滑り出します、程良い滑りが得られるタイヤの場合症状は解決します。
コーナリング姿勢としてはドリフトになりますが、上手くバランスがとれていれば最低限のスライドで収まります。
タイヤを替える
フロントタイヤをグリップの低いモノに変えてみる。
これにより変更前よりアンダーステアになりますので、フロントのグリップに注意しながらの
操作が必要になります。
フロントサスを変える
フロントのサスペンションを硬い物に変えて、フロントのグリップを減らす。
これにより変更前よりアンダーステアになりますので、フロントのグリップに注意しながらの
操作が必要になります。
症状:尻を振るよにスピンする
原因:リアタイヤのグリップ不足
解決策
スロットルワークを変える
ジワリと握り込むように、タイヤのグリップを感じながら加速させる
タイヤを替える
リアタイヤをグリップの良いモノに変えるか、フロントタイヤをグリップの悪いモノに変える
大切なのは前後のグリップバランスです
フロントサスを変える
フロントのグリップを落とすため、硬いスプリングに変える
ボールデフの調節をする
ボールデフを緩めてドリフトになりにくいようにする
症状:尻が上下に跳ねる
原因:リアサスの強度不足
コーナリング時にタイヤは若干のスリップをしています。
このとき、グリップ=スリップを繰り返すことによりリアが跳ねてしまいます。
解決策
経験上タイムへの影響はないように思えるのですが、精神的に不安な気持ちにさせられます。
押さえるにはリアサスプレートを硬くするかリアダンパーを取り付けるとかなり治まります。
リアダンパーのスプリングは硬いほど効果的ですが、硬くするほど実質的なグリップは落ちますので
注意が必要です。
メッセージボードより
症状:ミニッツF1で左コーナリング時に巻いてしまう
原因:リアグリップとロール量の不足
解決提案策:
ひろ吉さん
ミニッツクラブでもF1の左巻きが論議されていますが結論が出ていない感じがします。
これってF1に一般的なことなのでしょうか?
私のミニッツもこのような症状が出ましたが、結局コントローラを交換して直りました。
組長
私はボールデフ導入でバッチリ直りました、オプションガイドに掲載して有るとおりです。
左巻きは有る程度ライン取りとスロットルワークにより抑えることが出来ます。
本当の原因は(私の推測ですが)リアのロール不足に依るものと思っています。
改造によりもっとロールするように出来ないかと思案中です。
タイヤの幅が有るのにロール不足は致命傷です。
これは設計ミスだと思っています。
その解消に?安易に食いつきの良いタイヤを出してきたのだと思いました。
確かにくいつきが良くなると、巻き込みも激減しますからね。
ミニッツだって、右と左はトラクションの掛かり具合に差がありますよね
センターデフではないので、仕方がないのではと諦めていますが。
ひろ吉さん
なるほど、ロールですか。
そう聞けば私もそう思います。
ボールデフはミニッツでもすごく効果があります。
F1も効果があるけど根本的な解決ではないですね。
F1もミニッツや1/12のようなTバーを期待していました。
実際はテックのスリッツプロのような画期的な構造ならまだしも安易な感じです。
今のところボールデフとスポンジタイヤで逃げる感じですかね。
組長
スピンと巻きを混同すると解決策が分かりにくくなります
スピンには後輪のグリップアップを、巻きにはボールデフが有効です
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