オプションパーツ装着ガイド
ボディを選ばずターボ装着
V-Position_DAMPER
6畳GP掲示板で「モーターマウントとシャーシーの間に京商のターボアンプを搭載できないか」という
案件を頂き開発しました。
まずはセットアップした写真をご覧下さい。
V-Position_DAMPER
詳細は後ほどお届けするとして、その前にシャーシーとモーターマウントの間にターボアンプを搭載した際の
利点や問題点などを考えてみましょう
利点:
- スープラやコルベットのように、内部スペースが小さなボディを使った場合でも無理なくターボ仕様に出来る
- 低く構えて高性能なボディほど、ターボが欲しいのにスペース的にはつらくなる..このジレンマを解決
- 低重心化
- それなりに重量物である京商ターボを極力低い位置に装着できます
- ターボ以外に搭載したいパーツを装着できる
- インナーアンテナやローカルレースで利用されている計測用のポンダーを積むスペースを確保できます
問題点:
ターボアンプの基板は結構大きく、上部ロールダンパーステーの
間に入れるのはかなりきついです。
基板を覆っているビニールカバーを折り曲げる必要があります
また、ロールダンパーを装着していると、コードの取り回しが大変です。
京商のターボアンプのコードは硬いため、ロールダンパーの滑らかな動きを
邪魔してしまいます。
もしロールダンパーを取り付けて無く、ホイールベースがL:94mmならば、
ターボアンプ搭載もさほど難しいことではないでしょう。
しかしロールダンパーはコーナリング中の姿勢制御や、ワイド幅のリアホイールを装着した時の
トラクション確保など、とても効果のあるパーツなので、出来れば取り付けておきたいですね。
シャーシーとモーターマウントとの間にターボアンプを装着する上で最大の難関となるのは
ロールダンパーとの共存ということになりそうです。
解決策:延長ステー
ロールダンパーとターボアンプの共存策として、真っ先に思いつくのがロールダンパーステーの延長だと思います。
同じ事を考えて、すでに実践されている方がいらっしゃいました。
COLORsCITY3丁目 CMGさんです。
左のステーはロールダンパー標準のカーボンステーで、右が
CMGさんより送っていただいた金属の延長ステーです。
私も当初、プラ板で同じような物を作ることを考えておりました。
CMGさんオリジナルプレートは金属製なので2枚を手に持つとそれなりの重さを感じます。
下のステーは低重心に一役買いそうですが、はたして上のステーは!?
重ねてみるとその幅の違いは一目瞭然ですね。
これだけ間が広がると、ターボアンプを間に入れるのは楽々です。
但し横方向のみの延長なので、配線の取り回しは大変でした。
結局配線を上に向けて、ピッチングダンパーを外してテスト走行しました。
結果はとても良好でした。
有る程度重量が有るのも効いているのかもしれませんが、リアの安定感が抜群です。
正直なところ、私の考案したV-Position_DAMPERよりも安定度が勝っていると思います。
唯一残念なのは金属なので、おいそれと真似できる物では無いというところでしょうかねぇ。
プラ板で同じ物を作って、同じ安定度があるかどうかは不明です..。
私も結局この延長方式はプラ板で試さないままに終わったからです。
では次ページでV-Position_DAMPERの詳細をお届けいたします。
・Vポジダンパー その後
・トップページ > オプションパーツ装着ガイド
|